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お願い、
愚痴ばかりいうこの口を
お願い、キスで塞いで

嫌なこと全部、忘れちゃうくらい
お願い、ぎゅっと抱きしめて

何も考えられなくなるように
お願い、あたしを支配して

そしたら今だけあなたに溺れて
この苦しみから逃れられるから…

THEME:自作詩 - GENRE:小説・文学
あたしの詩:貴方へ】 | CM(2) | top↑
何も・・・
何の味もしない
何の音も聞こえない
何の匂いもしない
何も・・・見えない
何も・・・感じない

君という核を失ったから
僕の神経は機能しなくなった

君がいたから
僕の五感は働いて
生きる喜びを感じられた

全部、君がいたから
君が僕の幸せの源だった

他のすべてと引き換えにしてでもいい
ただ、君を僕に返してください・・・

THEME:自作詩 - GENRE:小説・文学
ボクの詩:切愛】 | CM(0) | top↑
毛布に包まれているのは…
あなたの言葉には愛が詰まってる
優しさがいっぱい溢れてる

あたしはそれに包まれて
嬉しくって泣けてくる

あったかい毛布みたいで
安心して眠りにつける

でもね
同時に無性に情けなくなるの

あたしの言葉には棘がいっぱいで
いきなり冷たい水ひっかけてるようなもので

疲れて帰ってくるあなたを
余計疲れさせるやっかいもので

明日の朝、燃えないゴミで一緒に
出しちゃった方がいいくらい・・・

THEME:自作詩 - GENRE:小説・文学
あたしの詩:切愛】 | CM(2) | top↑
「ループ」
ほんと些細なことが気になって
傷ついて、心乱れて

なんでもないことが嬉しくて
浮かれて、心弾んで

その繰り返し
君といるとあたし…

君はいつも表情を変えない
いつだってクール、動じないね

あたしだけくるくる
君の周り永遠に回ってるみたい

君にプログラミングされてる
あたし、君のことしか考えられない

THEME:自作詩 - GENRE:小説・文学
あたしの詩:切愛】 | CM(4) | top↑
「進化の果てに」
人類はいつからか、
進化しなくなった

動物は、生き延びるために
環境に合わせて進化してきた

海から陸に上がるために肺を持ち、
空を飛ぶために翼を持った

けれど人は、いつからか自らが変化するのをやめ、
その結果、環境の方を変えてきた

自然を壊し、自分たちが生きるのに
都合のいい環境に変えてきた

自然破壊、地球の温暖化、水面は上昇し
いずれ大陸は海の中に沈むだろう

そうなった時、間違いなく人類だけが滅亡するだろう
進化することをやめてしまった人間に生き抜く術などない

おそらく動物の一部は自らを変化させ
その変わっていく環境に適応していくに違いない

もともと交わることのなかった海のイグアナと陸のイグアナは
すでに交配を始め、海でも陸でも生きられるよう変化しているらしい

大陸がすべて海に飲まれたら、
人は海の中で生きられるようになるだろうか?

人魚にでもなるのだろうか?
いまさら、変化できるだろうか?

きっと人間が考えるのは、海の中に「都市」を作ること
今の自分たちのまま生きられる環境を作ろうとするんだ

人間は知能を持ったことでたくさんのものを生み出した
けれど、その結果…自分たちの首を絞めることになった

最も、進化を遂げたと思っていた人類が
最も環境の変化に適応できない、という現実

傲慢さの代償は大きい
進化とは…一体なんなのだろう

THEME:詩・想 - GENRE:小説・文学
ボクの詩:日常】 | CM(2) | top↑
「アウトプット」
新しいビルが建つ
新しい店ができる

通り過ぎてようやく気づく
けどその前に何があったのか、全然思い出せない

もう必要のない情報と判断して
脳が自動的にdeleteしているみたい

でも、恋だけは…心だけは、脳でcontrollできない
忘れたくても忘れられない

もう必要のない情報だと頭では判断しているのに
それだけは、完全消去できない

多分、心がそれを阻止して
「ゴミ箱」に移動させてるだけだから・・・

新しい恋に上書きされても
ふとした瞬間にまた、再生され心を揺さぶる

だから恋は人に言葉を紡がせ
歌を、歌わせるのかもしれない

THEME:自作詩 - GENRE:小説・文学
ボクの詩:日常】 | CM(2) | top↑
「Around Me!」
手を伸ばせば、必ず
この手を掴んでくれる人がいる

肩を落としていたら、その背中を
優しく抱きしめてくれる人がいる

ソファーでうたた寝してたら、そっと
ブランケットをかけてくれる人がいる

ただ一緒にいるだけで、いつの間にか
あったかい気持ちにしてくれる人がいる

離れていても、いつも
気にかけてメールをくれる人がいる

全部が私の笑顔の素
幸せの種はそう、私の周りにあるみたい

THEME:自作詩 - GENRE:小説・文学
あたしの詩:幸愛】 | CM(0) | top↑
「10分の1」
ずっとずっとそばにいたのに
まだまだ全然知らないことばかり

いつもいつも隣にいたから
いつの間にか知った気になってた

でもきっと
ボクはまだ君の10分の1も知らないよね

そして多分
ボクの10分の1も君に伝わってないかな

けど、
それでいいのかもしれない

だってこの先、まだまだ新しい発見が
いっぱいあるってことだからさ

そしてその度にまた
キミを好きになれるんだからさ

THEME:自作詩 - GENRE:小説・文学
ボクの詩:幸愛】 | CM(2) | top↑
『Season〜君想う日々〜』vol.10
第二章 夏・焦がれ

vol.10

「田崎くんてお兄さんいるんだってね?」
 夏休みにあったゼミ合宿の夜、ちょうど榊くんはトイレに、聡美ちゃんは電話がかかってきて席を外しいて田崎くんと二人になる瞬間があった。私は思い切って田崎くんに聞いていた。

「ああ。榊から聞いたの?」
「うん。教師志望の熱い人って言ってたけど」
「確かに熱かったなーアニキは。まあ今もその情熱で頑張ってんじゃないかな」
「先生やってるの?中学?高校?」
「確か最初は高校で現国教えてて、今は中国で日本語教師やってるみたい」
「え?みたいって?」
「あ、親父から聞いただけだからさ。うち両親離婚してんだよね。俺が高校入ってからかな。お袋あんまり精神的に強い人じゃなかったからアニキは心配してお袋についてったんだよね。俺はまだ高校生だったし親父が大学行かせたいからって俺をひきとって…あ、余計なことまでしゃべりすぎ?ごめん」

 欠けていた最後のパズルのピースが見つかった気がした。

「ううん…ねえもしかしてさ、お母さんの旧姓…橋本だったりする?」
「え?そうだけどなんで?」
「私のね高二のときの担任の先生が橋本洋介って名前だったんだ…」
「え?マジ?アニキの教え子なの?すげー偶然」
 田崎くんはびっくりして目を真ん丸く見開き私を凝視した。

「うわー世の中狭いね。でも、え?いま中国にいるって…」
「ああ、お袋再婚したらしくてアニキももう大丈夫だろうって自分の夢追い掛けてるみたい」
 そっか…だから年賀状届かなくなったんだ。よかった…。なにがいいんだかよくわからないけどなんだか安心してる自分がいた。

「ちょっとー何話してるの?あたしも混ぜてよ」
 そこに聡美ちゃんが戻ってきて結局話はそれで終わった。田崎くんをチラッと見ると目があい、田崎くんはフッて笑った。その笑顔を見た瞬間、私はもう恋に落ちていた。見た目で好きになるなんて本当の恋じゃない…ずっとそう思っていたのに。田崎くんの笑顔に心奪われてしまっていた。そして…恋は理屈じゃないんだって初めて知った。

 あんなに忘れられなかった先生のことも気付けば思い出さなくなっていた。ずっと先生がいた場所に…気付けば田崎くんがいて笑ってた。田崎くんを目で追っている自分がいた。田崎くんに少しでもいいなって思ってもらいたくて…私は夏休みの最後、コンタクトに変えた。眼鏡の時よりもなんだか視界が開けた気がした。

「あれ?京子ちゃん眼鏡やめてコンタクトにしたんだ?」
 休み明けゼミにいくと田崎くんが真っ先に気付いて声をかけてくれた。
「うん。眼鏡かけない方が全然かわいいじゃん」
 田崎くんがそう言って笑った。
「ほんとに?ありがとう」
 答えながら私は、もっと可愛くなろうって心の中で決めていたんだ。

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小説:『Season〜君想う日々〜』】 | CM(0) | top↑
『Season〜君想う日々〜』vol.9
第二章 夏・焦がれ

vol.9

「これ1番の歌詞がなかなかいんだよね」
 田崎くんがそういって、マイクを握った。画面に映し出された曲名を見たとき私は内心ドキリとしていた。

 GWに入る前、ゼミの新歓コンパがあった。場所は幹事だった田崎くんと聡美ちゃんの趣味で一次会からカラオケだった。フードメニューもあるお店で、みんな好きなものを注文して飲み食いしながら、順番に歌っていった。教室での配置通り、私は榊くんの隣に座った。そしてその隣には田崎くんがいた。

 2時間はあっという間に過ぎ、最後に田崎くんはアンパンマンのマーチで締めた。みんなはブーイングだったけど、私は画面の歌詞と、田崎くんの歌う姿に釘付けになっていた。帰り道、二次会にいく田崎くんや聡美ちゃんを尻目に私は帰ることにした。榊くんもお金がないといって一緒に帰ることになった。すると榊くんの口から思いもかけない話が飛び出してきたんだ。

「最後にアンパンマンはないよねー」
「なんか田崎くんとアンパンマンて似合わないよね」
「あれさー田崎のアニキの影響なんだよね」
 そう言うと榊くんはなにか思い出したようでおかしそうに笑った。

「あいつ七つ上のアニキがいるんだけど、アニキがアンパンマン好きらしくて、その影響であいつも好きみたいでさ。」
「へーそうなんだ〜」
「うん、あいつ中学んときの友達でさ昔は家に遊びに行ったりしてたから俺もそのアニキにも会ってて。あ、俺は洋介さんて呼んでたんだけど、教師を目指してる熱い人で俺らによく本を読め読めっていってきてさ。田崎はマンガ専門であんまり読まなかったけど俺は洋介さんに本借りて結構読んでて。」

 七つ上、アンパンマン、洋介、教師志望、それに榊くんと私…だいたい同じような本読んでる…胸騒ぎがした。もしかして…淡い期待が沸き上がる。でも…。ただの偶然の重なり?それとも…?

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『Season〜君想う日々〜』vol.8
第二章 夏・焦がれ

vol.8

 先生は臨時講師だったからもちろん安井先生の産休が終わると学校を去っていってその後、二度と会うことはなかった。ただ私は毎年先生に年賀状を送っていた。小学校の頃からずっと歴代の担任の先生には毎年年賀状を書いてたからその流れで、という大義名分をかざしながらも本当はなんでもいいから先生とのつながりを持ちたかっただけなのかもしれない。一年に一回でも先生が私のことを思い出してくれる、それだけでよかった。先生は真面目な人だからそんな私に毎年年賀状を返してくれてた。でも今年の冬、年賀状は宛先不明で戻ってきてしまった。それっきり…私の初恋は本当に幕を閉じたんだ。

 大学に入ってから、一年のうちはまず男子が身近にいる環境に慣れるのに苦労した。ずっと女子校育ちだった弊害は思ったより大きくて。それに大学生活自体がいままでと違って自由で…そのギャップに戸惑ってもいた。決められた授業を受け親が決めた塾に通い、過ぎていく毎日に慣らされていた私には、自分でなにもかも決め有り余る時間をどう使うか自分で考え自発的に動くこと自体が大変だったから、正直恋なんてしてる余裕がなかったんだ。それにまだ先生が私の中にいたし…ね。

 二年でとったゼミで最初に隣の席に座ってたのがきっかけで初めて男の子と話すようになった。名前は榊くんといって、不思議と私は彼を異性として見ることなく自然に接することができた。ちょうどゼミの後に同じ授業をとっていたのもあり、話をするうちにお互い読書が好きなのを知り、また同じ本をよく読んでいたのがわかると話が弾み自然と仲良くなった。

 榊くんはゼミに友達と一緒に入ってきていて、それが田崎くんだった。初めて会ったとき何故か初めてな気がしなかったのは、後から考えると当たり前だよって感じなんだけど…その時の私にはまだ何もわからなかった。

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『Season〜君想う日々〜』vol.7
第二章 夏・焦がれ

vol.7

「吉田さん髪切りましたね。短いのも似合ってますよ。」

 先生は生徒ひとりひとりを本当によく見ていて、ちょっとした変化にも必ず気付いて、さりげなく声をかけてくれてた。それが嬉しくて…最初はそんな先生のやさしさに惹かれてった。でもそれだけじゃない…私は先生の感性がすごく好きだった。

 先生は現国を教えていたんだけど授業のたびに毎回手書きのプリントをくれていて。それには先生がいままで読んで心打たれた詩や小説の一節、歌詞なんかが載っていて、横に手書きで先生のコメントが書かれてた。私はそれをみては、帰りに図書館で本を借りたり、本屋に寄って買ったりしてよく読んでいた。おかげで読書は私の趣味になり、いまでも毎週必ず一冊は本を読んでいたりする。そのときもらったプリントは全部捨てずにとってあって、今でもたまに読み返したりしてる。中でも一番印象に残ってるのはアンパンマンのマーチの1番の歌詞で。アニメで使われてるのは2番の歌詞なのだとその時初めて知った。実は1番の歌詞の方が深くて、心に残るんだ。

 高二のニ学期以降、私は現国のテストで常に100点をとれるよう頑張ってた。たまには98点とか稀に96点とかもあったけど…。それがみんなみたいに先生に気軽に近寄れない私が唯一先生にアピールできる方法だったから。テストを返すとき、私にだけ向けられる先生の笑顔がすごく嬉しくて…その一瞬のために私は勉強を頑張ってた。それ以上は何もできなかったけど、誰かのために頑張れる自分が愛おしく思えた。だから…実らない恋だったけど、私は先生を好きになれてよかったと思っている。

THEME:自作連載小説 - GENRE:小説・文学
小説:『Season〜君想う日々〜』】 | CM(0) | top↑
『Season〜君想う日々〜』vol.6
第二章 夏・焦がれ

vol.6

 友達に聞くとたいてい初恋は小学校のときって答えが返ってきた。けどその大半が、かっこいいとか走るのが速いとかおもしろいとかでクラスの人気者としてバレンタインにチョコの数を競うような子たちに対するもので私はそれってほんとに恋って言えるのかなって思ったりしてた。私の初恋は高二のときだからかなり遅い方みたいだけど、その分本当の恋ってゆうか…とにかく私にいろんなこと教えてくれた、いい恋だったと思うんだ。

 高二の一学期の終わり、担任の安井先生が産休に入り、二学期からは代わりに臨時の先生がきて担任になった。それが橋本先生だった。当時先生はまだ教師歴二年目で、若くてかっこよかったからクラスの子はたいていみんなキャアキャアいってた。下の名前が洋介だったから私以外はみんな、『洋介ちゃん』って呼んでたっけ。女子高で若い男性教師がモテるのはありがちな光景で、でも私はそんなノリで好きなのとは違ったから、クラスでひとり先生に無関心な振りしてた。でもほんとはそこにいた誰よりも先生を好きな気持ち、大きかったと思う。それだけは…自信があった。

 中にはモデルみたいにスタイルもよくてかわいくて自分に自信があって積極的にアタックしてた佐々木さんみたいな子もいたりした。けどいくら若いっていっても先生との年の差は七つだし生徒なんて相手にしてもらえるわけないし…。まして私みたいに成績がいいくらいしか取り柄のないつまんないコ、絶対無理に決まってる。だから、恋なんてくだらないって顔して…私は、先生に群がるとりまきたちを眼鏡の奥からそっと見ていることしかできなかった。

 みんなは多分見た目で先生を好きになってたと思う。事実、先生はいつもオシャレな格好をしていたし背も高くてスラッとしてて。黒板に板書するときのチョークを持つ手がまるで女の人みたいにキレイで。でも私が好きになったのはそんな外見とかじゃなかった。

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小説:『Season〜君想う日々〜』】 | CM(0) | top↑
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Myself
Author:yayowitch
喜怒哀楽が激しいけど よく更新STOPするけど 私なりに、ことばを 紡ぎ続けます… どうぞよろしく★
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