2008.07.05 Sat
人 物
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
山下健(18)一橋大学一年生
横田みゆき(19)一橋大学二年生
山下若子(42)山下の母親・主婦
笹原愛(18)山下の高校の同級生
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○一橋大学・キャンパス(朝)
学生たちが足早に校舎に向かう中、一
人たらたらと歩いている山下健(18)。
携帯を手にメールを打っている山下、
宛先は笹原愛。本文のみ「元気?仕事
の方はどんな感じ?」本文を打ち終え
メールを送信する山下、携帯をズボン
のポケットにねじ込む。
○笹原運輸・事務所(朝)
電話で話しながら、パソコンに向かっ
ている笹原愛( 18)周りには年配の男性
社員。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
山下健(18)一橋大学一年生
横田みゆき(19)一橋大学二年生
山下若子(42)山下の母親・主婦
笹原愛(18)山下の高校の同級生
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○一橋大学・キャンパス(朝)
学生たちが足早に校舎に向かう中、一
人たらたらと歩いている山下健(18)。
携帯を手にメールを打っている山下、
宛先は笹原愛。本文のみ「元気?仕事
の方はどんな感じ?」本文を打ち終え
メールを送信する山下、携帯をズボン
のポケットにねじ込む。
○笹原運輸・事務所(朝)
電話で話しながら、パソコンに向かっ
ている笹原愛( 18)周りには年配の男性
社員。
2008.06.28 Sat
人 物
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
山井絵里香(21)チャットレディ
中島隆(26)会社員・絵里香の客
鈴木葉子(25)エステティシャン・絵里香の
元先輩
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○絵里香のマンション・リビング
カメラのついたパソコンに向かい、話
しかけている山井絵里香(22)の後ろ姿。
帽子を被っている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
山井絵里香(21)チャットレディ
中島隆(26)会社員・絵里香の客
鈴木葉子(25)エステティシャン・絵里香の
元先輩
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○絵里香のマンション・リビング
カメラのついたパソコンに向かい、話
しかけている山井絵里香(22)の後ろ姿。
帽子を被っている。
2008.06.21 Sat
人 物
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
畑中洋司(35)焼肉屋「炭火亭」店長
和田守(23)ワークス企画・営業マン
田中栞(21)「炭火亭」学生アルバイト
藤崎誠(20)「炭火亭」フリーター
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○ファミレス・入り口(中)
スーツ姿で入ってくる、畑中洋司(33)
入口脇のフリーペーパーのラックから
求人情報誌「ワークス」を一冊取り、
丸めて手に持ち店内へ
店員「いらっしゃいませ。おひとりさまです
か?」
畑中「…はい。喫煙席で」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
畑中洋司(35)焼肉屋「炭火亭」店長
和田守(23)ワークス企画・営業マン
田中栞(21)「炭火亭」学生アルバイト
藤崎誠(20)「炭火亭」フリーター
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○ファミレス・入り口(中)
スーツ姿で入ってくる、畑中洋司(33)
入口脇のフリーペーパーのラックから
求人情報誌「ワークス」を一冊取り、
丸めて手に持ち店内へ
店員「いらっしゃいませ。おひとりさまです
か?」
畑中「…はい。喫煙席で」
2008.06.16 Mon
人 物
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
浜田由紀子(30)主婦
浜田竜次(31)会社員・由紀子の夫
川崎真奈美(30)会社員・由紀子の友人
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○浜田家・寝室
スーツを脱ぎ、浜田由紀子(30)に渡す浜
田竜次(31)。スーツを受け取りポケット
の中を調べる由紀子、右のポケットに
バーバリーのブルーレーベルのハンカ
チが入っているのを見つけ、
由紀子「なんかハンカチ入ってるけど?」
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
浜田由紀子(30)主婦
浜田竜次(31)会社員・由紀子の夫
川崎真奈美(30)会社員・由紀子の友人
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○浜田家・寝室
スーツを脱ぎ、浜田由紀子(30)に渡す浜
田竜次(31)。スーツを受け取りポケット
の中を調べる由紀子、右のポケットに
バーバリーのブルーレーベルのハンカ
チが入っているのを見つけ、
由紀子「なんかハンカチ入ってるけど?」
2008.05.22 Thu
<人 物>
中原ゆり(25)OL
里井涼介(24)ゆりの恋人
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○公園
ブランコの脇、風に揺れる満開の桜。
その向かいにあるベンチに中原ゆり(25)
が座っていて桜をじっと眺めている。
○東京駅・東海道新幹線ホーム
新幹線降り立ち走り出す里井涼介(24)。
○公園
ゆりベンチに座ったまま本読んでいる。
○(回想)ゆりのマンション・部屋内・居間
桜の映像映っているテレビ画面、開花
宣言のニュース流れている。
タイトル「一週間前」
ソファーもたれかかり床にあぐらをか
いて座っている里井。ソファに寝そべ
っているゆりがその肩に顎をのせて
ゆり「ねえ、今度の休みお花見いかない?」
里井振り返らずゆりの頭を撫でながら
里井「…ええよ。付き合ったるわ」
○公園(朝)
鳥のさえずりの中、朝日浴びている桜。
○ゆりのマンション・部屋内・玄関・中
靴をはいているゆり。鳴り響く携帯着信
音。ゆり慌てて鞄から携帯取り出す。
待受には里井の名前と9:53の表示。
○新幹線・車内・デッキ
携帯で電話をかけている里井。開いて
いるドアからホームの新大阪駅の看板
見える。
○ゆりのマンション・部屋内・玄関
携帯で話しながら立ち尽くしているゆ
りの背中。
ゆり「そう…わかった。じゃあ…」
携帯切り力無く腕を下ろすゆり、靴脱い
で部屋に戻り、折り畳んだ携帯握り
しめたままベッドに俯せに倒れ込む。
○新幹線・車内・デッキ
携帯切り、壁にもたれかかって深呼吸
する里井、流れていく車窓。(回想終わり)
○公園
砂場で遊んでいる子供達と立ち話して
いる母親達でにぎわっている。その光
景をベンチ座ったままボーッと眺め
ているゆり、大きなため息。視線の先
ブランコ脇の桜の木に移すゆり、しば
らく眺めた後、携帯を鞄から取り出す。
○新幹線・車内・座席
窓際の席に座っている里井。手にして
いた携帯震え、ゆりからのメール着信。
開くと件名が一人花見中で桜の写真の
み表示される。クスリ笑う里井の口元。
○公園
ゆっくりと雲が流れてゆく青空。
急に強い風吹き、桜の花びら舞い散る。
ベンチに座り本を読んでいるゆり。そ
の本の上に花びらが落ちる。
○駅・改札出口
里井改札から出てきて勢いよく走り出す。
○公園
ベンチに座っていて本閉じるゆり、目
をつぶり余韻に浸っている。向かいの
ブランコに人影。驚くゆり。ブランコ
に座っている里井、ゆりを見て笑む。
立ち上がる里井、ゆりの手から落ちる
本。ゆり、里井に駆け寄る。
里井「一人花見させてごめんな。昨日夜にな
ちょっと実家帰っててん」
ゆり「えーなんでよ?」
里井「親父に結婚したい人おるってゆうてきた」
涙ぐむゆりをニカッと笑って抱き寄せ
る里井の肩に、桜の花びら舞い落ちる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
中原ゆり(25)OL
里井涼介(24)ゆりの恋人
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○公園
ブランコの脇、風に揺れる満開の桜。
その向かいにあるベンチに中原ゆり(25)
が座っていて桜をじっと眺めている。
○東京駅・東海道新幹線ホーム
新幹線降り立ち走り出す里井涼介(24)。
○公園
ゆりベンチに座ったまま本読んでいる。
○(回想)ゆりのマンション・部屋内・居間
桜の映像映っているテレビ画面、開花
宣言のニュース流れている。
タイトル「一週間前」
ソファーもたれかかり床にあぐらをか
いて座っている里井。ソファに寝そべ
っているゆりがその肩に顎をのせて
ゆり「ねえ、今度の休みお花見いかない?」
里井振り返らずゆりの頭を撫でながら
里井「…ええよ。付き合ったるわ」
○公園(朝)
鳥のさえずりの中、朝日浴びている桜。
○ゆりのマンション・部屋内・玄関・中
靴をはいているゆり。鳴り響く携帯着信
音。ゆり慌てて鞄から携帯取り出す。
待受には里井の名前と9:53の表示。
○新幹線・車内・デッキ
携帯で電話をかけている里井。開いて
いるドアからホームの新大阪駅の看板
見える。
○ゆりのマンション・部屋内・玄関
携帯で話しながら立ち尽くしているゆ
りの背中。
ゆり「そう…わかった。じゃあ…」
携帯切り力無く腕を下ろすゆり、靴脱い
で部屋に戻り、折り畳んだ携帯握り
しめたままベッドに俯せに倒れ込む。
○新幹線・車内・デッキ
携帯切り、壁にもたれかかって深呼吸
する里井、流れていく車窓。(回想終わり)
○公園
砂場で遊んでいる子供達と立ち話して
いる母親達でにぎわっている。その光
景をベンチ座ったままボーッと眺め
ているゆり、大きなため息。視線の先
ブランコ脇の桜の木に移すゆり、しば
らく眺めた後、携帯を鞄から取り出す。
○新幹線・車内・座席
窓際の席に座っている里井。手にして
いた携帯震え、ゆりからのメール着信。
開くと件名が一人花見中で桜の写真の
み表示される。クスリ笑う里井の口元。
○公園
ゆっくりと雲が流れてゆく青空。
急に強い風吹き、桜の花びら舞い散る。
ベンチに座り本を読んでいるゆり。そ
の本の上に花びらが落ちる。
○駅・改札出口
里井改札から出てきて勢いよく走り出す。
○公園
ベンチに座っていて本閉じるゆり、目
をつぶり余韻に浸っている。向かいの
ブランコに人影。驚くゆり。ブランコ
に座っている里井、ゆりを見て笑む。
立ち上がる里井、ゆりの手から落ちる
本。ゆり、里井に駆け寄る。
里井「一人花見させてごめんな。昨日夜にな
ちょっと実家帰っててん」
ゆり「えーなんでよ?」
里井「親父に結婚したい人おるってゆうてきた」
涙ぐむゆりをニカッと笑って抱き寄せ
る里井の肩に、桜の花びら舞い落ちる。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2008.05.20 Tue
<人 物>
田辺勇治(23)フリーター
吉田昭夫(40)勇治の叔父
田辺寿美子(49)勇治の母親
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○田辺家・居間
田辺勇治(23)が肩から鞄を下げ居間に入
ってくる。テーブルの上の菓子パンの
袋を開け立ったままかぶりつく。
台所で皿洗いをしている田辺寿美子(49)
そんな田辺を見てため息。
寿美子「あんたいい加減ちゃんと就職したら?
フリーターにする為に大学行かせた訳じゃ
ないのよ?一年もフラフラして、家にお金も
いれないで…そんなんじゃあんた、昭夫み
たいになっちゃうわよ」
田辺「いーじゃん、おじさんみたいな生き方
もさ。俺、憧れるなー悠々自適で」
寿美子「あんたねえ、40過ぎても独り身で定
職にもつかずにフラフラフラフラしてる昭
夫なんかのどこがいいのよ」
田辺、パンを口の中に収め袋をテーブ
ルの上に放る。もぐもぐしながら鞄か
らiPodを取り出しイヤホンを耳に
あてるとそのままドアを開け居間から
出ていく。ドアを閉めた拍子に空の袋
が床に落ちる。
○コンビニ・出入口・外(夜)
自動ドアが開き田辺が出てくる。
田辺「お疲れ様でしたー」
駐車場にとめてある自転車に跨る田
辺、動き出そうとすると向かいの通り
を歩いている吉田昭夫(42)を発見。
田辺「(手を振りながら)おじさーん」
○ファミレス・店内
吉田の前にはハンバーグとライス、ア
イスコーヒー。黙々とがっつく吉田を
見ながらホットコーヒーをすする田辺。
田辺「夕飯まだだったんだ?」
吉田「ああ」
壁にある時計11時45分をさしている。
田辺「…あのさ、おじさんてなんか夢とかや
りたいこととかあるの?」
吉田「(食べ続けたまま)別に」
田辺「ふーん。じゃあ結婚は?しないの?」
吉田「(ストローをくわえながら)しない」
田辺「毎日楽しい?何のために生きてんの?」
吉田「さあな」
吉田、コーヒーを飲み干し立ち上がる。
吉田「じゃ」
テーブルの上に置かれたままの伝票。
田辺「(伝票つかんで)おじさん!伝票」
吉田「(無表情で)ごちそうさま」
田辺「え…」
振り返らずに出ていく吉田の後ろ姿。
田辺、伝票をぎゅっと握りしめる。
○ビル・出口・外(夕方)
ビルから出てくるスーツ姿の田辺。ビ
ルを見上げてため息、肩を落とす。
ふと雑踏の中、吉田の後ろ姿見つける。
○商店街(夕方)
人込みをかき分ける吉田、後追う田辺。
○住宅街・坂道(夕方)
涼しい顔の吉田。息切らせている田辺。
○公園(夕方)
入口でキョロキョロしている田辺、公
園の中に吉田の後ろ姿見つける。その
向こうは開けていて町を一望できる。
ビルの間からのぞく真っ赤な夕焼け。
田辺「ここの夕日を見るのが日課なんだ」
田辺、吉田の肩越し夕焼け眺めている。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
田辺勇治(23)フリーター
吉田昭夫(40)勇治の叔父
田辺寿美子(49)勇治の母親
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○田辺家・居間
田辺勇治(23)が肩から鞄を下げ居間に入
ってくる。テーブルの上の菓子パンの
袋を開け立ったままかぶりつく。
台所で皿洗いをしている田辺寿美子(49)
そんな田辺を見てため息。
寿美子「あんたいい加減ちゃんと就職したら?
フリーターにする為に大学行かせた訳じゃ
ないのよ?一年もフラフラして、家にお金も
いれないで…そんなんじゃあんた、昭夫み
たいになっちゃうわよ」
田辺「いーじゃん、おじさんみたいな生き方
もさ。俺、憧れるなー悠々自適で」
寿美子「あんたねえ、40過ぎても独り身で定
職にもつかずにフラフラフラフラしてる昭
夫なんかのどこがいいのよ」
田辺、パンを口の中に収め袋をテーブ
ルの上に放る。もぐもぐしながら鞄か
らiPodを取り出しイヤホンを耳に
あてるとそのままドアを開け居間から
出ていく。ドアを閉めた拍子に空の袋
が床に落ちる。
○コンビニ・出入口・外(夜)
自動ドアが開き田辺が出てくる。
田辺「お疲れ様でしたー」
駐車場にとめてある自転車に跨る田
辺、動き出そうとすると向かいの通り
を歩いている吉田昭夫(42)を発見。
田辺「(手を振りながら)おじさーん」
○ファミレス・店内
吉田の前にはハンバーグとライス、ア
イスコーヒー。黙々とがっつく吉田を
見ながらホットコーヒーをすする田辺。
田辺「夕飯まだだったんだ?」
吉田「ああ」
壁にある時計11時45分をさしている。
田辺「…あのさ、おじさんてなんか夢とかや
りたいこととかあるの?」
吉田「(食べ続けたまま)別に」
田辺「ふーん。じゃあ結婚は?しないの?」
吉田「(ストローをくわえながら)しない」
田辺「毎日楽しい?何のために生きてんの?」
吉田「さあな」
吉田、コーヒーを飲み干し立ち上がる。
吉田「じゃ」
テーブルの上に置かれたままの伝票。
田辺「(伝票つかんで)おじさん!伝票」
吉田「(無表情で)ごちそうさま」
田辺「え…」
振り返らずに出ていく吉田の後ろ姿。
田辺、伝票をぎゅっと握りしめる。
○ビル・出口・外(夕方)
ビルから出てくるスーツ姿の田辺。ビ
ルを見上げてため息、肩を落とす。
ふと雑踏の中、吉田の後ろ姿見つける。
○商店街(夕方)
人込みをかき分ける吉田、後追う田辺。
○住宅街・坂道(夕方)
涼しい顔の吉田。息切らせている田辺。
○公園(夕方)
入口でキョロキョロしている田辺、公
園の中に吉田の後ろ姿見つける。その
向こうは開けていて町を一望できる。
ビルの間からのぞく真っ赤な夕焼け。
田辺「ここの夕日を見るのが日課なんだ」
田辺、吉田の肩越し夕焼け眺めている。
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2008.05.18 Sun
<人 物>
村里隆司(21)大学三年生、ファミレスバイト
町田光太郎(33)村里の働く店に来た新店長
安井友也(21)大学三年生、村里のバイト仲間
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○ファミレス・店内
村里隆司(21)と安井友也(21)が手にトレイ
やふきんを持ったまま話をしている。
安井「そいや今日から新しい店長くるって」
村里「(ふきんを振り回しながら)ふーん」
安井「何だよ、食いつきわりぃなぁ」
村里「誰が店長でも俺らには関係なくね?」
安井「まあな。気に入らなきゃやめればいい
だけの話だしな。所詮バイトだし」
村里「(笑って)そうそう」
窓の外、舞っている桜の花びら。
○ファミレスの前・桜の木・全景
○同・桜の木の下
風が吹き桜の花びらが、腕組みをしな
がら店の方を見つめている町田光太郎
(33)の肩の上にヒラリと舞い落ちる。
○ファミレス・店内
学生や家族連れで賑わう店内。料理を
運んでいる村里の足元、靴の踵を踏ん
でいる。それを遠くから見ている町田。
○同・厨房
空いた皿をさげてくる村里。
町田「村里、お前踵踏んでんじゃねーよ」
村里「(町田を睨みつけて)は?」
町田「ちゃんと靴はけよ。お客様に失礼だろ」
村里、町田を無視して厨房に出ていく。
○ファミレス・店内
トレイの上のかき氷、半袖の制服姿で
運ぶ安井。笑顔で提供。食べ終わった
皿を下げ厨房に戻る途中、町田に声か
けられ笑い合っている。村里、その様
子を、遠くで見ていて舌打ち。足元は
靴の踵を踏んだまま。
安井「(村里とすれ違いざま)あの人超いい
人だぜ。お前もちゃんと話してみたら?」
村里「(目線そらして)丸め込まれやがって」
○ファミレス・入口・外(夕方)
傘閉じてコートの雪払い落とす女性客。
○同・更衣室
着替えている村里、町田入ってくる。
町田「お前、就活うまくいってるのか?」
村里「店長には関係ないじゃないですか」
町田「関係なくねーよ。お前がここで働いて
る以上、面倒見るのが俺の仕事だからな。
なあ、社会に出るのに一番必要なもんて何
かわかるか?人からの信頼だよ。約束をち
ゃんと守れるか、周りに気を使えるかどう
か。ここでそういうこと、ちゃんとできて
ないお前が、社会出て通用すると思うか?
バイトをただの暇潰しで終わらせんなよ」
○ファミレス・入口・外
ドアの外、満開の桜。入ってくる客。
村里「(笑顔で)いらっしゃいませ」
ちゃんと靴をはいている足元。笑む町田。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
村里隆司(21)大学三年生、ファミレスバイト
町田光太郎(33)村里の働く店に来た新店長
安井友也(21)大学三年生、村里のバイト仲間
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○ファミレス・店内
村里隆司(21)と安井友也(21)が手にトレイ
やふきんを持ったまま話をしている。
安井「そいや今日から新しい店長くるって」
村里「(ふきんを振り回しながら)ふーん」
安井「何だよ、食いつきわりぃなぁ」
村里「誰が店長でも俺らには関係なくね?」
安井「まあな。気に入らなきゃやめればいい
だけの話だしな。所詮バイトだし」
村里「(笑って)そうそう」
窓の外、舞っている桜の花びら。
○ファミレスの前・桜の木・全景
○同・桜の木の下
風が吹き桜の花びらが、腕組みをしな
がら店の方を見つめている町田光太郎
(33)の肩の上にヒラリと舞い落ちる。
○ファミレス・店内
学生や家族連れで賑わう店内。料理を
運んでいる村里の足元、靴の踵を踏ん
でいる。それを遠くから見ている町田。
○同・厨房
空いた皿をさげてくる村里。
町田「村里、お前踵踏んでんじゃねーよ」
村里「(町田を睨みつけて)は?」
町田「ちゃんと靴はけよ。お客様に失礼だろ」
村里、町田を無視して厨房に出ていく。
○ファミレス・店内
トレイの上のかき氷、半袖の制服姿で
運ぶ安井。笑顔で提供。食べ終わった
皿を下げ厨房に戻る途中、町田に声か
けられ笑い合っている。村里、その様
子を、遠くで見ていて舌打ち。足元は
靴の踵を踏んだまま。
安井「(村里とすれ違いざま)あの人超いい
人だぜ。お前もちゃんと話してみたら?」
村里「(目線そらして)丸め込まれやがって」
○ファミレス・入口・外(夕方)
傘閉じてコートの雪払い落とす女性客。
○同・更衣室
着替えている村里、町田入ってくる。
町田「お前、就活うまくいってるのか?」
村里「店長には関係ないじゃないですか」
町田「関係なくねーよ。お前がここで働いて
る以上、面倒見るのが俺の仕事だからな。
なあ、社会に出るのに一番必要なもんて何
かわかるか?人からの信頼だよ。約束をち
ゃんと守れるか、周りに気を使えるかどう
か。ここでそういうこと、ちゃんとできて
ないお前が、社会出て通用すると思うか?
バイトをただの暇潰しで終わらせんなよ」
○ファミレス・入口・外
ドアの外、満開の桜。入ってくる客。
村里「(笑顔で)いらっしゃいませ」
ちゃんと靴をはいている足元。笑む町田。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2008.05.16 Fri
<人 物>
美崎信吾(22)シンガーソングライターの卵
酒巻さゆり(36)美崎の下の階の住人、OL
酒巻悟(6)小学一年生、さゆりの子供
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○桜木荘・205号室・浴室
浴槽の栓を抜き排水する美崎信吾(22)
○同・洗面所
鏡に向かって、歯を磨いている美崎、
蛇口をひねり、水を勢いよく出す。
○同・浴室
頭からシャワーを浴びている美崎の足
元、床に水がたまっている。
○同・洗面所
浴室から出てきる美崎、一歩踏み出す
とピチャという音。
床一面、水浸しになっている。
美崎「うわ!なにこれ!ヤベッどうしよう」
バスタオルを腰に巻き、さらにバスタ
オルを何本もとって床をふく美崎。
玄関のチャイムが鳴り、美崎、下だけ
スエットをはいて玄関に向かう。
さらに鳴らされるチャイム。
○同・玄関・中(朝)
美崎がドアを開けるとパンツスーツ姿
の酒巻さゆり(36)が立っている。
さゆり「下の階の者ですけど、なんか上から
水か漏れてきたんですけど」
さゆり眉間にしわを寄せている。
美崎「すいません!よくわかんないんですけど
風呂の水流した後シャワー使ったら床一面
水浸しになっちゃって。大丈夫ですか?」
さゆり「もう止まってるならいいですけど」
○桜木荘・105号室・玄関前(夜)
チャイムを鳴らす美崎。ドアが開くと
酒巻悟(6)が出てくる。
美崎「あの…上の階の者なんですけど」
奥からさゆりが出てくる。
さゆり「こら、悟、勝手に出ないの」
さゆりの言葉に、舌を出し走って逃げ
ていく悟。美崎に気づき、会釈するさ
ゆり。
美崎「今朝はご迷惑おかけして本当すいませ
んでした。これおわびにどうぞ」
といってさゆりに紙袋を差し出す美崎。
さゆり「そんなの、いいですよ」
美崎「いえ、こっちが悪かったんで。あ、こ
れプリンなんですけど、めっちゃうまいん
で、食べて下さい」
さゆり「(笑って)じゃあ頂きます」
○桜木荘・階段
階段を足取り軽く駆け上がる美崎の足。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
美崎信吾(22)シンガーソングライターの卵
酒巻さゆり(36)美崎の下の階の住人、OL
酒巻悟(6)小学一年生、さゆりの子供
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○桜木荘・205号室・浴室
浴槽の栓を抜き排水する美崎信吾(22)
○同・洗面所
鏡に向かって、歯を磨いている美崎、
蛇口をひねり、水を勢いよく出す。
○同・浴室
頭からシャワーを浴びている美崎の足
元、床に水がたまっている。
○同・洗面所
浴室から出てきる美崎、一歩踏み出す
とピチャという音。
床一面、水浸しになっている。
美崎「うわ!なにこれ!ヤベッどうしよう」
バスタオルを腰に巻き、さらにバスタ
オルを何本もとって床をふく美崎。
玄関のチャイムが鳴り、美崎、下だけ
スエットをはいて玄関に向かう。
さらに鳴らされるチャイム。
○同・玄関・中(朝)
美崎がドアを開けるとパンツスーツ姿
の酒巻さゆり(36)が立っている。
さゆり「下の階の者ですけど、なんか上から
水か漏れてきたんですけど」
さゆり眉間にしわを寄せている。
美崎「すいません!よくわかんないんですけど
風呂の水流した後シャワー使ったら床一面
水浸しになっちゃって。大丈夫ですか?」
さゆり「もう止まってるならいいですけど」
○桜木荘・105号室・玄関前(夜)
チャイムを鳴らす美崎。ドアが開くと
酒巻悟(6)が出てくる。
美崎「あの…上の階の者なんですけど」
奥からさゆりが出てくる。
さゆり「こら、悟、勝手に出ないの」
さゆりの言葉に、舌を出し走って逃げ
ていく悟。美崎に気づき、会釈するさ
ゆり。
美崎「今朝はご迷惑おかけして本当すいませ
んでした。これおわびにどうぞ」
といってさゆりに紙袋を差し出す美崎。
さゆり「そんなの、いいですよ」
美崎「いえ、こっちが悪かったんで。あ、こ
れプリンなんですけど、めっちゃうまいん
で、食べて下さい」
さゆり「(笑って)じゃあ頂きます」
○桜木荘・階段
階段を足取り軽く駆け上がる美崎の足。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
2008.05.14 Wed
<人 物>
高木織江(36)主婦
高木辰也(32)サラリーマン、織江の夫
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
○高木家・寝室
ベッドの中、目覚めた高木織江(36)。隣
にはまだ寝ている高木辰也(32)。起き上
がった織江、ベッドの脇に丸まった黒
い靴下を見つけため息、その黒い塊を
人差し指と親指の先でつまみ上げる。
○同・居間
居間のドアを開け入ってくる織江、何
か踏んだ感触を覚え、床を見るとグレ
−のスーツ上下が脱ぎ捨てられくしゃ
くしゃになっている。
織江「またハンガーかけてないじゃない」
舌打ちをしながらスーツを拾い上げ丸
まったズボンを伸ばしたり、ジャケッ
トの中に入り込んだ袖を出したりして
それをソファーの背にかける織江。
ふと視界に入るテーブル。用意してお
いた夕飯は全てラップをかけたまま手
つかず。ビールの空き缶だけが床に転
がっている。織江は空き缶を拾い上げ
ぎゅっと力を込めて潰してからゴミ箱
に投げ入れる。が、ゴミ箱にあたり入
らない上、ゴミ箱が倒れ中に入ってい
たゴミが散らかる。織江、深いため息。
辰也「何か食うもんある?」
ボサボサの頭であくびをしながら部屋
に入ってきた辰也を見つめる織江。
織江「これが食べ物に見えないなら何もない
わよ」
辰也「なんかトゲあるなぁ」
黙り込む織江、辰也に背を向けたまま
散らかったゴミを片付ける。辰也、背
にかけているスーツに構わずソファー
に座る。織江、舌打ち。
織江「昨日、何の日だったと思う?」
辰也をにらみつける織江。辰也は思い
出そうと首をひねる。それを見て部屋
を出て行く織江、勢いよくドア閉める。
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高木織江(36)主婦
高木辰也(32)サラリーマン、織江の夫
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○高木家・寝室
ベッドの中、目覚めた高木織江(36)。隣
にはまだ寝ている高木辰也(32)。起き上
がった織江、ベッドの脇に丸まった黒
い靴下を見つけため息、その黒い塊を
人差し指と親指の先でつまみ上げる。
○同・居間
居間のドアを開け入ってくる織江、何
か踏んだ感触を覚え、床を見るとグレ
−のスーツ上下が脱ぎ捨てられくしゃ
くしゃになっている。
織江「またハンガーかけてないじゃない」
舌打ちをしながらスーツを拾い上げ丸
まったズボンを伸ばしたり、ジャケッ
トの中に入り込んだ袖を出したりして
それをソファーの背にかける織江。
ふと視界に入るテーブル。用意してお
いた夕飯は全てラップをかけたまま手
つかず。ビールの空き缶だけが床に転
がっている。織江は空き缶を拾い上げ
ぎゅっと力を込めて潰してからゴミ箱
に投げ入れる。が、ゴミ箱にあたり入
らない上、ゴミ箱が倒れ中に入ってい
たゴミが散らかる。織江、深いため息。
辰也「何か食うもんある?」
ボサボサの頭であくびをしながら部屋
に入ってきた辰也を見つめる織江。
織江「これが食べ物に見えないなら何もない
わよ」
辰也「なんかトゲあるなぁ」
黙り込む織江、辰也に背を向けたまま
散らかったゴミを片付ける。辰也、背
にかけているスーツに構わずソファー
に座る。織江、舌打ち。
織江「昨日、何の日だったと思う?」
辰也をにらみつける織江。辰也は思い
出そうと首をひねる。それを見て部屋
を出て行く織江、勢いよくドア閉める。
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2008.05.12 Mon
<人 物>
笹木有美子(23)OL
米崎美加(22)フリーター・有美子の友人
松本弘樹(25)有美子の恋人
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○原宿・横断歩道前
信号待ちしている笹木有美子(23)と
米崎美加(22)。コートのポケットから
携帯を取出し待受を開く有美子の右手
の中指には指輪が光っている。ため息
つき携帯閉じてポケットにしまう有美子。
美加「電話してあげたら?」
有美子「なんで私から?悪いのはあっちだよ」
美加「そーやって意地はってると、大事なも
んなくすよ?」
美加の言葉に黙り込みうつむく有美子。
信号青になり人が一斉に動き出す。向
かいから手をつなぎ笑い合う男女。す
れ違い様、聞こえる女の声。
通行人女「なんか今日雪降るらしいよ〜」
有美子、曇り空見上げながらぎゅっと
唇かみしめポケットの中の携帯電話
を握り締める。
美加「ちょうど去年の今頃も雪降ってたよね。
ファーストキスは雪の中だっけ?」
有美子、悪戯っぽく笑う美加を見て瞳
潤ませ、携帯取出し、発信ボタン押す。
○表参道駅・出口
階段駆け上がってくる松本弘樹(25)見
上げた空から舞い落ちてくる雪。携
帯の着信音鳴り、待受見て笑む松本。
○表参道・横断歩道前(夜)
手をつないだ男女、薬指にも指輪光る。
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笹木有美子(23)OL
米崎美加(22)フリーター・有美子の友人
松本弘樹(25)有美子の恋人
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○原宿・横断歩道前
信号待ちしている笹木有美子(23)と
米崎美加(22)。コートのポケットから
携帯を取出し待受を開く有美子の右手
の中指には指輪が光っている。ため息
つき携帯閉じてポケットにしまう有美子。
美加「電話してあげたら?」
有美子「なんで私から?悪いのはあっちだよ」
美加「そーやって意地はってると、大事なも
んなくすよ?」
美加の言葉に黙り込みうつむく有美子。
信号青になり人が一斉に動き出す。向
かいから手をつなぎ笑い合う男女。す
れ違い様、聞こえる女の声。
通行人女「なんか今日雪降るらしいよ〜」
有美子、曇り空見上げながらぎゅっと
唇かみしめポケットの中の携帯電話
を握り締める。
美加「ちょうど去年の今頃も雪降ってたよね。
ファーストキスは雪の中だっけ?」
有美子、悪戯っぽく笑う美加を見て瞳
潤ませ、携帯取出し、発信ボタン押す。
○表参道駅・出口
階段駆け上がってくる松本弘樹(25)見
上げた空から舞い落ちてくる雪。携
帯の着信音鳴り、待受見て笑む松本。
○表参道・横断歩道前(夜)
手をつないだ男女、薬指にも指輪光る。
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