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『好きな人』vol.16【リレー小説】(完結)
矢麻くんがvol.16をアップしています。

「好きな人」vol.16へ
@「霖雨の終わりで。」 author:矢麻くん

16話でこの作品は完結となっています。
矢麻くん、思いつきの私の提案におつきあい
してくれてありがとうね♪楽しかったです〜

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『好きな人』vol.15【リレー小説】
vol.15

彼女に、桜子にまた会える。

僕はまるで遠足の前の日みたいな気持ちで
その夜は全然眠れなくてふとんに入ったまま
明日何を話そうかと何度も何度も
頭の中でシミュレーションした。

僕の気持ちが少しでも彼女に伝わったのだと信じたい。

「私も会いたいと思ったの」

彼女のそんな言葉を聞いて僕は

「うん。なんとなく分かった」

なんて答えてたけどほんとは飛び上がるくらい嬉しくて
僕の胸は歓喜に震えてたんだ。

「じゃあ、明日の放課後…桜の木の下で」

そう言って電話を切った後、
「やった!」って思わず一人ガッツポーズ。

明日…桜子に会えるんだ。
それがとても…とても嬉しかった。


翌日、授業の終わりを告げるチャイムが鳴ると
僕はあの場所に向かって走った。
彼女より先について彼女を待っていたかった。

けれど、校門に近づくと遠目からでも
木の下に誰かがいるのがわかった。
…桜子だ。
僕は、彼女の元まで全速力で走った。

「はぁ…はぁ…桜子、早いね?」
「うん、だって早く会いたかったから」
「でも僕、授業終わってすぐ走ってきたのに」
「ふふ」

桜子が笑っている。
それだけで、僕は嬉しかった。

「拓…手つないでいい?」

桜子が聞いた。
珍しく僕を下の名前で呼んだ。
それだけで僕の心臓は一気に高鳴った。
そして初めてつなぐわけでもないのに
緊張して手に汗をかいた。

「うん」

僕は彼女に差し出された手をつかみ
そのまま無造作に学ランのポケットに一緒に入れた。

「あったかいね」
「うん」

今までのことが嘘みたいだと思った。
このまま、元に戻れるんじゃないかとさえ思った。
でも、僕はちゃんと彼女に伝えなくちゃいけない。
そしてちゃんと彼女の気持ちを聞かなくちゃ。
いや、聞きたいんだ。話を…したいんだ。

「桜子に話したいことがあるんだ」
「うん」

桜子と手をつないだまま、僕はそう言って歩き出した。

「離れてる間に気づいたことがあるんだ」

僕は話を切り出した。

「なに?」

彼女が聞き返す。

「うん…僕は桜子のことが好きなんだってこと」

「拓…」

「ごめんね、桜子の気持ちちゃんと聞いてあげられなくて
 自分の気持ちばっか、押し付けてごめん。
 これからも僕は桜子と一緒にいたいんだ。」

僕はゆっくりと、彼女の目をみながら言った。
彼女も僕の顔をじっと見つめながら聞いていた。

「私も、拓が好き。もっともっと話をしたい。
 あなたの話を聞きたいし、私の話も聞いてほしい。
 思ってること、伝え合ってわかりあいたい。」

桜子のその言葉を聞いて僕は思わず彼女を抱きしめて

「もう一度、一からやり直そう。」

そう叫んでいた。

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『好きな人』vol.14【リレー小説】
矢麻くんがvol.14をアップしています。

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@「霖雨の終わりで。」 author:矢麻くん

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『好きな人』vol.13【リレー小説】
vol.13

こんなに…メールの返事が待ち遠しかったことなんて、
こんなに…メールの返事が怖かったことなんて、
今までなかったと思う。

彼女に、桜子に思い切ってメールを送って
その返事を待つ間、僕はもう気が気でなくて
ずっと、ケータイをチラチラ見てばかり。
待受画面を開いては閉じ、開いては閉じ
何度も新着メール受信ボタンを押す。
そして…メールが来ないことを確認しため息をつく。

一番大切なことばを言う前に
またメールを送っていいか、とだけ聞いたのは
なんだか間違っていた気がして
昨日の夜の自分に腹が立った。

いつもそう…肝心なことを何一つことばにせずに
わかって欲しがる…僕はまるで赤ん坊のようだ。

赤ん坊はことばをしゃべれないから仕方ないけど、
僕はことばをしゃべれるのにそれをしていないんだから
ほんと、性質が悪いよね。


【時は経ち目をつむっても歩ける程よ あたしの旅
 季節に逆らい想い続けて今もあなたを好きなままよ】


aikoの「えりあし」が流れた。
嬉しくて、それを聞きながら涙が出そうになる。
ケータイのメール着信音…桜子からの返事だ。

僕はaikoの歌の中で「えりあし」が一番好きで、
だから、それを桜子からのメールが届くたびに
鳴るように設定していた。

そういえばそのことを桜子に話したことはなかったな…
ほら、やっぱり僕は何もことばにして伝えていない
そんなことを思いながら、僕は息を飲んで…桜子のメールを開いた。


『大切なものってなんですか?』


書かれていたのはそれだけ。それ以上、何もなかった。
僕が送ったメールに対する返事はどこにもなかった。

いや、きっと彼女の方が正しいんだ。
今、話さなくてはいけないことは
またメールをしていいかどうかという目先のことじゃない。
もっと根底にあるもの。
僕の…気持ちなんだ。

何度も何度もメールを打っては消し、打っては消し
今の僕の気持ちを伝えることばを探して組み合わせて
どうすれば、彼女に、桜子に「伝える」ことができるのか
一生懸命考えた。

けれど…ことばを重ねれば重ねるほど何か
伝わらない気がして、なかなか文章が完成しない。

気分転換に、お風呂に入った。
でも湯に浸かりながら思うのは結局、桜子のこと。
どうして、こんなに…僕は彼女のことを考えてしまうんだろう。
…うまくいかない恋を追いかけ続けてるんだろう。

別に、桜子じゃなくたっていいんじゃないの?

もう一人の自分が、意地悪くそう言う。
他にもたくさん、女の子なんているじゃない。
ほら、同じクラスの長谷川さんとか、けっこう好みの顔だし
高校卒業したら、もっと出逢いとかいっぱいあるだろうし
なんでそこまで桜子にこだわるわけ?

「だって、しょうがないじゃないか!好きなんだから!」

僕は思わずそう叫んでいた。
風呂の中、その声が必要以上に響いていた。

理屈じゃないんだ。
僕の心が…彼女を、桜子を求めるんだ。
彼女がいいって、彼女じゃなくちゃって
でも、なのに、どうして…僕は彼女を
大切にできなかったんだろう?


僕にとって大切なもの…


僕は、急いで風呂からあがり身体を拭く前に
メールを打った。


『僕が大切にしたいのは、君の気持ちです。
 だって…僕は君が好きだから。
 好きだからこそ、不安で、醜い気持ち飼い慣らして
 そんな自分が嫌で君まで不安にさせた。
 君を傷つけた。君を…泣かせた。
 大切なのは「好き」って気持ちを相手に
 押し付けることじゃないって気づいた。
 君を、桜子の気持ちを大切にすること
 君がどうしたら喜ぶのか、君が何を望んでるのか
 君の気持ちを考えて、言葉を選び行動すること。
 それが大切だってことに気づいた。
 
 もう遅いかな。まだ間に合うのかな。
 ちゃんと答えになってるのかな。

 今思うのは、君に早く会いたいってこと。
 会って、抱きしめたい。
 君の声が聞きたいってこと。
 君と、話をしたい。

 また、自分の気持ち押し付けてるのかな。
 でも君も…そう思ってくれてたら嬉しいです。

 僕は、桜子が好き。
 そう、会って直接言わせてください。」


読み返すことなくメールを送信した。

「ハクション!」

身体が冷えてくしゃみが出た。
このままじゃまた、風邪をひいてしまう。
僕はまた湯船に戻った。

「今もあな〜た〜を〜好きなまま〜よ〜♪」

「えりあし」を口ずさんでいた。



※【】内歌詞引用 「えりあし」(作詞/作曲:aiko)  

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『好きな人』vol.12【リレー小説】
矢麻くんがvol.12をアップしています。

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@「霖雨の終わりで。」 author:矢麻くん

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『好きな人』vol.11【リレー小説】
vol.11

当然の結果、というのか…僕は雨に打たれたせいで
風をひいて次の日学校を休んだ。

ちょうどよかったのかもしれない。
今は何も考えずに眠りたい。
考えても、どうにもならないけど
起きていたらどうしてもそればかり考えてしまうから…。

薬を飲んで眠り、目が覚めたのは夕方過ぎていた。

「拓、大丈夫?」

パートから帰ってきた母親が部屋に入ってきて
僕の額に手を当てた。

「熱は下がったみたいね。ごはん持ってきたから
 食べたらもう一眠りしなさい。」

「うん」

僕はそう答えベッドから起き上がると
母親が持ってきてくれたおじやを食べ
薬を飲んで、またふとんに入った。

熱が下がったせいで、ずいぶん眠ったせいで、
今度はなかなか寝付けなかった。
仕方なくふとんに入ったまま、ケータイをいじり始めた。
メールの受信ボックスを開く。
そして…「桜子」のフォルダを開いた。

『桜子です。メールだと竹本くんなんか
 丁寧な言葉遣いになるんだね。
 そうそう、竹本くんからメールが届くとね
 「青い光」の着メロが流れるように設定してみたよ。
 私が一番好きな曲だからね。』

フォルダの中、一番最初のメール。

つきあうことになって一週間後、
親に頼んでケータイを買ってもらった。
もちろん親にはなんでこの時期に
必要なのかとしつこく聞かれた。
僕は塾にいって帰りが遅くなるときとか
なんかあったときに便利じゃないと
適当なことを言って、渋々承諾させた。

桜子を、一番最初に登録した。
初めてメールを送ったのも、もちろん桜子だ。
今度は送信済みボックスを開き、また
フォルダの中、一番最初のメールを開いてみた。

『竹本です。ケータイ買いました。
 これが一番最初のメールです。
 とりあえず、登録しといてください。」

「くくっ…」

変な話だけど、僕のメールはずっとこんなんだった。
会って話してるときや電話をするときには
普通に話していたくせにメールだけはうまく砕けられず、
いつも丁寧な言葉遣いになってしまっていた。
よく考えたらなんだかおかしくて思わず笑ってしまった。

「それ以上何があるわけ?」

次の瞬間…昨日自分が放った救いようのない言葉が
頭の奥で響いた。

それ以上…って僕らはまだ始まったばかりで
目の前にはすべての可能性があるはずだった。
それなのに、僕のしょうもない嫉妬心から
桜子の気持ち、見えなくなって…いや、見ようとしなくなって
すべての可能性を、自ら捨ててしまったんだ。

…本当にもう、取り戻せないのかな?

彼女は僕に、今も変わらずに好きだと言ってくれた。
その言葉にきっと偽りはない。
僕だって…今も変わらずに桜子が好きだ。
好きなんだ。
お互いに好きなのに離れてしまうなんて…。

ただどうすれば、彼女との間に出来たこの溝を
埋められるのか…正直わからない。
でも、このまま終わりになんかしたくない。

最後に見たのが彼女の、好きな人の泣き顔だなんて…。

もう一度、彼女の、桜子の笑顔が見たい。
彼女の「竹本くん」て呼ぶ声が聞きたい。
彼女をこの腕に…抱きしめたい。

そんなことを考えているうち、
いつの間にか、僕は眠りに落ちていた。

一日経ち、二日経ち…段々何もしないでいるのが
苦しくなっていった。
そうして風邪が完全に治った夜、
僕は意を決して桜子がくれた最後のメールを開き、
返信ボタンを押した。

あの日から、ちょうど一週間が経っていた。

『あの日、雨に打たれて風邪をひいてしまい
 次の日は学校を休んでしまいました。
 ようやく完治したところです。
 桜子は雨に打たれませんでしたか?
 風邪、ひきませんでしたか?
 
 と、いいたいのはそんなことじゃなくて…
 勝手なことをいっているのはわかっていますが
 また、メールを送ってもいいですか?』

ぐっと息を飲み込んで、送信ボタンを押した。

件名が「Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:Re:」
となっていたのに気づいたのは既に画面に
「送信完了しました」の文字が映し出された後だった。 

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『好きな人』vol.10【リレー小説】
矢麻くんがvol.10をアップしています。

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『好きな人』vol.9【リレー小説】
vol.9

「やっぱり距離を置こう。」

彼女の、桜子の口から他の男の名前なんて聞きたくなかった。
僕以外のだれかを好きだとかそんなこと知りたくなかった。
だから僕は自分から、もう一度はっきり言ったのだ。

「どうして?」

彼女が、まっすぐ僕の目を見つめながら言った。
そういえばこんな風に桜子がちゃんと僕を見て
話すのは珍しい気がする。
いつも少し伏し目がちで視線を軽く外していたから…。

「どうして竹本くんは私の気持ち、聞いてくれないの?
 どうして…そうやって全部一人で決めてしまうの?」

桜子が声を震わせながら、僕を睨み付けるように言った。
僕は感情をコントロールできなくなっていた。
勢いに任せ、思っていたことを次から次へと口にしていた。

「聞いてどうするんだよっ!
 どうせその高瀬ってやつが好きになったとかそんなんだろ?
 さっき友達に聞いたよ。そいつと一緒にいたんだろ?
 もうわかってるよ。だからはっきり別れようって
 いってるんじゃないか。それ以上何があるわけ?」

全部吐き出してしまってから、
彼女を見ると彼女は静かに泣いていた。
声をあげず涙を堪えていた。
でも流れ落ちるそれを止めることはできず頬を濡らしていた。

「やっぱり竹本くんは…全部自分で決めちゃうんだね…。
 もういいよ。ただこれだけは言わせて…
 私は竹本君のことが今も変わらず…好きだよ。
 好きだよ。」

最後の「好きだよ」はもう言葉になっていなかった。
彼女はそういうと視線を外し駆け出して…
僕の前から消えていった。

「好きだよ」

彼女の言葉が、僕の周りを浮遊して離れない。
僕はなにか大きな間違いを犯したんだ…
それだけはわかった。
僕は自分のことしか考えてなかった。
彼女の気持ちが離れたのだと決め付けて、
自分が傷つきたくなくて、
彼女の気持ちを無視していたんだ。

泳いだ視線の先にブランコが見えた。
ふらふらとした足取りでブランコに腰掛ける。

「好きだよ…好きだよ…」

彼女が最後にくれた言葉を自分でも繰り返していた。

僕はブランコの上に立ち、空に向かってひたすら漕いだ。
あんなに晴れていた空はいつの間にか暗くなってきて、

ぽつりと…雨が落ちて来た。

それでも構わず、僕はブランコを漕ぎ続けた。

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『好きな人』vol.8【リレー小説】
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『好きな人』vol.7【リレー小説】
vol.7

『突き抜ける程 晴れた日
 何度も何度も確かめる様に好きだと言うね』

日曜の午後、本屋で参考書を買った帰り道。
よく晴れた蒼い空を見上げた僕の頭ん中で「青い光」が流れた。

いつだったか…彼女と、桜子と授業中話をしていて
aikoの好きな曲ベスト5を発表し合ったとき
彼女はそれが一番好きだといっていた。
僕もそれはベスト5に入る曲だった。

シングルでメジャーな曲もたくさんある中
少し前のアルバムに入っているその曲を
二人ともが選んだ奇跡に僕は少なからず感動を覚えた。

それは彼女も同じだったようで授業中なのにも関わらず
「うそっ!」と思わず大きな声をあげて
みんなの注目を集め、頬を赤らめていた。

僕は気付くと早足になっていた。
相変わらず、僕の頭上には青い空が広がっている。

はやく、はやく…。

僕は家路を急いだ。
自分の部屋に駆け込むとすぐに「青い光」をかけた。

『上手く表現できないけど 僕も同じ位
 切ないはずだよ すきだよ すきだよ』

聞きながら、なぜか涙が溢れてきた。
僕はそれに構わず、何度も何度も…繰り返し聞いた。
胸が締め付けられた。
彼女の顔が浮かんでは消える。
僕は…彼女がすきだ。
でも一度もすきだと言葉にして伝えたことはなかった。

こんなにすきなのに、
どうして「すき」っていわなかったんだろう?

こんなにすきなのに、
どうして距離を置きたいなんていったんだろう?

いや、ほんとはわかってる。

言葉にしなくても、想い合っていると感じられたから…
言葉にする必要がないと思っていたんだ。
自分の中に渦巻く嫉妬という醜い感情に耐えられなくて…
楽になろうとしただけなんだ。

ふと、どうしようもなく彼女に会いたくなった。

桜子の番号を表示させ、発信ボタンを押そうとすると
ケータイの着信音が鳴った。友達の三宅だ。

「あ、竹本?」
「うん、何?」
「お前さ、去年同じクラスだった吉本とつきあってなかったっけ?」
「なんで?」
「さっきさ、吉本が男と歩いてるの見たんだけど?」
「…そっか」
「なんだよ?」
「ま、一応もう別れてるからさ。」
「そうだったの?じゃ、いらん電話だったな。」
「や、わざわざありがとう。じゃな。」
「おう。」

電話を切った僕はしばし、放心状態。
会いたいと思った気持ちがまた、みるみる萎んでいった。
と、また電話が鳴り僕は反射的に電話に出ていた。

「もしもし?なに?」
「竹本君?」

電話の相手は…桜子だった。
声を聞いた瞬間、心臓が止まるかと思った。

「あのさ…会って話したいんだけど、無理かな?」
「や、別に無理…じゃないけど…」
「じゃ、今から駅前の公園まで来れる?」
「…わかった。ちょっと待ってて」

そうして…僕は桜子に会うことになった。
会いたい気持ちと、やっぱり会いたくない気持ちが交錯する。
僕は重い足をひきずりながら…彼女の元に向かった。


※『 』内歌詞引用
 「夢の中のまっすぐな道」青い光(作詞/作曲:AIKO 編曲:島田昌典)

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Myself
Author:yayowitch
喜怒哀楽が激しいけど よく更新STOPするけど 私なりに、ことばを 紡ぎ続けます… どうぞよろしく★
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